もなく開通予定の台中MRTグリーンラインで、部品の欠陥が見つかり運転を見合わせ調査を行っていた件で、同社は30日(月)、台中市政府の要請を受け大規模な調査を展開し、当初予定していた12月7日(月)の運転再開を再び見送る方針を公表した。
台中MRTでは試運転開始から6日目の11月21日(土)、車両の連結器牽引装置の車軸に断裂が発生したため、試運転を中止し台北MRTと製造元の川崎重工に全面的な検査を依頼。当初は12月7日(月)までに部品を検査に合格済みの新品と交換し試運転を再開する予定だったが、台中市政府が検査範囲の拡大を要求したことにより営業再開の延期を決定した。
当初の計画では12月6日(日)まで7時~20時にICカード利用に限り無料の試運転期間、7日(月)16日(水)は6時~24時の通常ダイヤで運行、19日(土)より正式開業。(12月1日)