死者18人を出した特急列車「普悠瑪號」6432便による脱線事故から丸2年となった10月21日(水)、交通委員会及び運輸安全調査委員会の合同会議が行われ、開会時に出席者らは犠牲者に1分間の黙祷を捧げた。
同日を機に、林佳龍・交通部長は運輸安全調査委員会に普悠瑪號事故の最終報告と、台鐵に安全報告を要求。これによると5月19日台中市成功駅南側の線路で、約44cmに渡りレール破断が発生していたことがわかった。各停車両が通過した際大きな衝撃音を記録したが、標準作業手順書に則り通報をせず、さらに2便が同路線を高速で通過。運輸安全委ではレールの破断は非常に危険であり、台鐵の管理システムの重大な欠陥を再び浮き彫りにしたと見なし、全面調査に介入、11月に結果を報告するとしている。
なお2年前の事故について、安全委では運営側の管理責任と結論づけた。
(10月21日)