台中市で今年6月、路上に停車していた車両の中にあったかばんから現金を盗み、かばんを拾得物として警察に届けた25歳の男に対し、台中地方法院は20日間の拘留または罰金2万元の刑を下した。
男は台中市内のコンビニ前に停めてあった車両からかばんを盗んだが、入っていた現金は100元のみ。ひとまず100元を盗んだが、金額が小さかったことと良心の呵責からかばんを警察に届けた。警察は男を「熱心な市民」として褒め称えたという。
しかしながら車両の持ち主からかばんは車内にあったとの証言を受けドライブレコーダーの映像を確認したところ、その男自身が窃盗犯であると判明した。
(9月25日)