死者の怨念を払う「送肉粽」 不法侵入で50日の実刑に

彰化縣に住む男性が昨年5月、PV数を獲得するため個人宅に侵入し葬礼の儀式「送肉粽」を生中継した件で、この度50日間の実刑判決が下された。さらに自宅を特定し公開したことで遺族から民事賠償請求の可能性も浮上した。

「送肉粽」とは台湾に古くから伝わる風習の一つで、縊死をした人の邪念を払うため河口で縄を焼き霊を海に送り出す儀式を指す。男性は子ども向け玩具のライブコマースで生計を立てていたが、収入が少なく、生中継を友人に勧められたという。中継動画を通じて儀式の全容と、家族の無念な思いを伝えることで広義的な教育の意義を感じていたと主張した。

(5月19日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 賃貸借を巡り大家と店子の夫妻の間でトラブルが発生していた高雄市のおにぎり専門店で、5月6日(火)、大…
  2. 死のピタゴラスイッチ最恐化「ファイナル・デスティネーション:ブラッドライン」監:アダム・スタイン…
  3. 7/12 Sat【コンサート/CONCERT】退役後初のステージが爆発2025 KAI ソロツア…
PAGE TOP