COVID-19の感染拡大による影響でスナックやキャバレーなど8業種が営業停止対象となった件で、5月20日(水)、これらの企業に従事する労働者らが盧秀燕・台中市長への陳情行動を行った。
陳情に出向いたのはスナックなどに勤める女性らを含めおよそ20名。営業が再開されなければ、広報や警備、調理師を含む1000名の生活に影響が出るとして早期解決を要請した。
COVID-19の感染拡大を受け、3月下旬にこれら8業種の営業停止命令が下された。しかし近頃台北や台南、高雄などで立て続けに条件付きでの営業再開が認可された一方、台中市では未だ予定も不明。陳情行動の参加者らは、市長がこれら8業種に対し偏見を持っており、不公平な対応だとして厳しく批判した。なお台北市でも15日(金)、同業種に従事する労働者300名が娯楽業労働組合の会見の場で陳情し、再開に向けた方策の遅延を批判した。
市政府経済発展局長はこれに対し、生活困窮者には別途救援策を利用するよう呼び掛けている。
(5月20日)