日本人観光客の消費額が減少 観光アピール力の差異と指摘

 

財団法人「商業発展研究院」は6月29日(木)に行われた「台日観光交流促進フォーラム」の席上で、日本における台湾人旅行客の消費額が増加の一途を辿る一方、日本人の台湾滞在中の消費額が減少していると発言し、ネット上で物議を醸している。

あるネットユーザーは掲示板サイト「批踢踢(PTT)」にて、台湾人は日本で家電や化粧品などを購入するのに対し、日本人が台湾で買い求めるのは食べ物のみと指摘。両国が互いの観光客に対するアピール力の差異に言及した。また交通面でも、観光地への列車が満員だったり、バスが渋滞したりと不便さを極める現状から、日本人が訪れるにはハードルが高いとの声もあった。

同フォーラムでは、出国する台湾人の10人3人が日本を訪れ、直近の6年でのべ430万人、現地消費額は1000億元に到達。一方日本からの来台人数は189万人に留まっている。
(7月4日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 小学生女児がUber利用時、水筒の水をこぼしたことを理由に運転士が高額な賠償を請求し、議論を呼んでい…
  2. 賃貸借を巡り大家と店子の夫妻の間でトラブルが発生していた高雄市のおにぎり専門店で、5月6日(火)、大…
  3. 死のピタゴラスイッチ最恐化「ファイナル・デスティネーション:ブラッドライン」監:アダム・スタイン…
PAGE TOP