「世界エイズデー」である12月1日(金)、衛生福利部疾病管理署は今年10月までのエイズ感染者累計数を発表。台湾にはこれまで3万5000人が感染したことがわかった。
亡くなった患者を除く生存者数は2万9000人。また感染者のうち6~10%がいまだ医療機関にかかっていないとみられる。
同署では医療技術の進歩を挙げ、発症前・発症後ともに投薬などによる治療でエイズウイルスの感染力を0に近い状態まで抑えられると指摘。また来年にもエイズ感染者の治療指定医療機関を4カ所増設し、全17カ所で臨むとしている。
なおWHOのデータによると、全世界における感染者数は3670万人。
(12月2日)