テーマパーク事故から2年 被害者の集団提訴行われる

 

新北市八里区のテーマパーク「八仙海岸八仙水上楽園」での粉塵爆発事故から2年を前に、6月26日(月)、士林地方法院にて事故の被害者337人が同テーマパークの運営会社及び董事長を提訴。計99億4000万元の保障を請求した。

事故は2年前の27日20時半頃、テーマパーク内のウォーターアミューズメントパークにて発生。プールサイドで行われていたイベント中、ステージ上から緑色に着色したコーンスターチを観客に向けて散布したところ引火し、約1000人の参加者中、全身熱傷により15人が死亡、日本人2人を含む484人が重軽傷を負う大事故となった。会場内は喫煙可で、タバコやライターから引火したものとみられている。

なお同基金会は昨年にも98人による消費団体訴訟に協力、イベントを主催した会社の責任者ら7人を訴え、26億5000万元を請求した。被害者の中には、いまだ後遺症に苦しむ人も多い。

(6月27日)

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