海軍艦艇の乗組員28人感染 帰港から11日後に発覚

中央流行疫病情況指揮センターは4月22日(水)、台湾の海軍が所有する軍艦「磐石」の乗組員のうち、22人が新型コロナウイルスに感染していたことを公表した。

同軍艦は燃料や弾薬、食品などを備え、長期に渡る遠洋訓練を支える補給艦。哨戒艦艇「岳飛」、「康定」とともに3月12日(木)〜15日(日)に渡りミクロネシアの島国パラオ共和国を訪れた後、行程を短縮して4月9日(木)に高雄市の左営軍港に帰港した。乗組員らはウイルスの感染拡大予防措置として船内で6日間の地主隔離を行った後、順次下船開始。しかしながら18日(土)、同室の実習生3人の感染が発覚し、22日(水)までに合わせて28人まで拡大していることもわかった。

指揮センターではさらにほか2隻の乗組員も合わせ692人を濃厚接触者とみて行方を追い、自宅隔離などの措置を採っている。

(4月22日)

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