南部の火事多発で大気汚染 環境保護局からの罰金命令

1月15日(水)早朝、高雄市楠梓区にある工場の倉庫から火災が発生。風の影響で濃煙と異臭が市中心部に流れ込み、大気を汚染する事態となった。
火災があったのは同区内東昌街にある約1000坪の工場。市街地ではランドマークとして知られる85階建てのビルが完全に煙に覆われるなど大きな被害を受けた。環境保護局では現場で空気の品質検査を実施。倉庫所有者に対し10万~500万元の罰金を科すとしている。
また同じく高雄市の燕巣区にある紡績工場で14日(火)、工業廃水を違法に下水道に流していたことが内部リークで判明。環境保護局が出動し、現場で排水を確認、同工場を水質汚染防止法違反で2000万元の罰金を科す可能性があるとしている。
そのほか13日(月)には台南市のタイヤ処分工場で火災が発生、消防局員100人以上が出動し消火に当たった。警察は環境保護局に通報するとともに、付近の小学校や住民に対し窓やドアを締め切り、煙の流入を防ぐよう呼び掛けた。
(1月15日)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 屏東縣恒春の小学校で 6月27日(金)、教員が教室内で30人の児童と焼肉を行い、換気が不十分だったた…
  2. 日本最大級の英会話スクール「ペッピーキッズクラブ」運営の「イッティー台北」が7月12日(土)・13日…
  3. 和洋食レストラン「紀々花」が8月31日(日)まで、ジャピオン読者限定「ビール」(通常150元)を1人…
PAGE TOP