45年の貫禄ある客家料理
仕事のあと、「今日は疲れたし、ビールが飲めてしょっぱいものが食べたい…! 」という衝動に従って、友人を誘い吉林路へ。この通り、実は名店がぎゅーっと詰まってるエリアで、かの行列ができる人気店「阿城鵝肉」もすぐ近く。でも今日の目的地は、創業45年超の老舗「你家我家客家菜」。名前がちょっと早口言葉みたいだけど(笑)、台湾料理の甘さが苦手な日本人の知人が「味は間違いない」って言ってたのでワクワク。 客家料理とは、「中国のユダヤ人」とも称される民族「客家人」による独自の料理。移住が多く農耕生活が中心だったので、食材を無駄なく使う保存食が多いんだって。けっこう味付けは濃いめなので、ビールにも合うしごはんもガンガン進むんだよね。
▲味付けはどれも濃いめ、客家料理に浸る夜
少人数も宴会も対応
お店には友人が先に到着。店内は派手さ一切なし、丸テーブルが並ぶだけのシンプル空間。でもこういうのが逆に絶対〝味で勝負してる店〟って感じがするよね。テーブルに着いた瞬間、店員のおばちゃんがちゃきちゃきやってきて、「よし、今日は当たりだな」と確信。
台湾ビールをぽんと開けて、まずはスルメイカと豚肉、干し豆腐にセロリの炒め「客家小炒」(220元)から。客家料理といえばこれ、イカと肉の旨みにネギとセロリの香り、これ大好きなんだよねぇ。
続いて、名物の「梅干扣肉」(小330元)。カラシ菜を漬けてから干した保存食の「梅干菜」と豚バラ肉の煮込み、このぷるぷるで甘みのある脂身がしつこさなし、汁を白飯にかけたらやばいことになるやつ。
そしてしっとり蒸し焼き鶏「鹽(塩)焗鶏」(280元)はシンプルな味付けが鶏の旨みを引き立てる一品。今日は主食を客家料理名物の「板條」(220元)にしたんだけど、ご飯も頼めばよかったな~。気付けばビールがほぼ空だったわ。
メニューは大小あるものが多いから、少人数でも宴会でも便利に使えそうだから、忘年会メンバーに提案してみよっと。
info
住所 台北市中山区吉林路135號 TEL 02–2561–1869 営業時間 11時半~14時、17時半~21時 (月曜休み) 予算 600元~ エリア 永康街
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2025/12/8
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