【ジャピュラン☆ガイド】第48回 瓦城泰国料理(ワーチェンタイグオリャオリー)

デパートでタイ料理

近頃お昼過ぎるとスコールみたいなの降るじゃない? ランチに行こうと思うとどしゃ降りで、足を伸ばせやしない。

といっても、それなりにいい店を見つけておいしいものにありつけているんだよね。いつもお昼っていうと三越の地下しか頭になかったけど、レストランフロアがあったんじゃない? って思い出したんだ。

そこで今日はタイ料理のファミレスで有名な「瓦城」。この店、百貨店っていうと必ずどこかに入ってるよね。日本でいう「バーミヤン」みたいな位置かな。価格的にはロイホか?

店内はドンと100席近く。2人でもゆったりした席に案内してくれたよ。オーダーは非接触ということで、テーブルに設置されたQRコードをスマホでスキャン。

▲スパイシーで夏らしいタイ料理の定番。これで午後もがんばれちゃう

マンダレーはタイに非ず

えーとね、やっぱりトムヤムクン「酸辣蝦湯」(335元)は欠かせないよね。それとランチだからサクッとチキンのグリーンカレー「綠咖哩椰汁雞」(295元)、バランスを考えてシンプルなサラダ「鮮蔬沙律」(165元)も頼んどこう。ゴハンはタイ米のジャスミンライスか台湾米、健康米から選べて1人45元で食べ放題。錫のおひつ(?)に入ってきて、かわいいんだよね。

定番メニューばかりだからか、5分くらいで料理が揃っちゃった。まずはサラダから…うん、酸味と甘みのあるドレッシングで、実にタイ料理らしい味だ。本当は青いパパイヤ「青木瓜」の入ったサラダが食べたかったんだけど、品切れだったんだよね。「青いパパイヤの香り」っていうタイの映画があってね、10代の頃に観たんだけどこれがまた素晴らしい作品でさ…あ、冷める前に食べようか?

トムヤムクンもカレーも、甘さとしょっぱさが絶妙だね~。トムヤムクンはエビの出汁がよく出てて、最後の一滴まで残せない。ジャスミンライスをたっぷり入れて、スプーンで豪快に食べてたらあっという間になくなっちゃったよ…。

店名の「瓦城」って、実はタイじゃなくてミャンマーにある「マンダレー」っていう街の中華名なんだよね。この店のせいなのか、台湾人は瓦城はタイにあると思い込んでるんだって。ラオバンの勘違いから命名されたんだったりして? そういえば「マンダレイ」っていう映画もあるんだけど(以下略

info

住所 台北市中正区忠孝西路一段66號新光三越台北駅前店12階

TEL 02-2311-1125

営業時間 11時~15時、17時~21時半(土曜11時~22時、日曜11時~21時半)

席数 約80席

予算 400元~/人

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