李ファミリーの withコロナライフレポート 第6回 ~台湾帰国準備編~

日本での隔離も定義は同じ、到着日をゼロとし翌日カウントを始め、14日目の24時で終わる。散歩がてらスーパーやコンビニに行き、料理して食事、掃除、洗濯、お風呂を繰り返す日々。子どもがいると、何でも時間が倍かかる。アッという間に2週間が過ぎ、ある朝の8時半頃アプリに「連携を解除しました、ご協力ありがとうございました」と表示された。日本入国から16日目、晴れて自由の身だ!

とはいえ数週間後には台湾へ戻るから、すぐにその準備を始める。あぁ、コロナさんのせいですべてがイレギュラーだよ。

台湾では自宅で隔離ができず、政府管理の集中検疫所か政府認定の防疫飯店に入らなければならない。集中検疫所は1泊2000元で3食付と安いけど、軍の宿舎や寮なので設備はそれなり。一方防疫ホテルは1泊1000~20000元超まで、3食付でデリバリー時間の制限など条件もピンキリ。台湾人と外国人で料金が異なることもある。リストを見ると、近所の寂れたビジネスホテルや、日本の友達が利用したこともある小さなブティックホテルなども、防疫飯店に登録されていて驚いた。海外観光客がゼロになって、みんな大変なんだなぁ。

防疫飯店は「ホテル」なので、日本のような長期滞在者向けの物件はほぼない。家族でも1人につき1部屋という謎の規則が健在だったため、私+ムスメ(やっぱこのセットになるよね)とオットの分の2部屋を確保しなければならない(11月現在、春節期間はホテル7日+自宅7日、家族同室もOKになった)

1泊2500元としても×2部屋×15泊で75000元。くぅ、航空券といい宿代といい、何度節約のためオットを置いていこうと思ったことか…。

希望はバスタブとなるべく大きな窓があり、食事付3000元以下。新しく内装がキレイめのホテルは基本「寝るだけ」仕様で、子どもが遊べるようなスペースはなく、窓も小さい(開かずも多し)。シャワーのみの浴室にはドアがなく、ベッドからトイレビューの部屋も。まぁ、ムスメだけならトイレ丸見えでも? シャワーの湯気で湿度高くても? …イヤ(涙)。

反対に広くて窓も大きい物件はほとんどが古く、バスタブはあれど錆び&黒ずんだタイル、年季の入った清潔感のないカーペット。床におもちゃばらまくし、裸足で歩きたいよぅ。

予算内では難しいのか。ここは手間のかかる4歳児と缶詰になる私に、少しばかり良い部屋を、と交渉してオット分から予算を上乗せすることに。ふむ、4000元ならけっこう選べるもんだ。本もSWICHもあるから、ネットとテレビさえあれば、というオットは1000元代に。擦り切れ色褪せたシーツ、シャワーはトイレのすぐ横、窓ナシ…どこか懐かしく感じるのは、そうかタイの安宿だ!

どこかのサイトで「最低でも窓ありの部屋を強力にお薦めする」というコメントを見た。昔、暗い部屋に閉じ込める刑罰がなかったっけ?

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