7月23日(金)に開幕する東京五輪に参加する台湾の代表選手団第1陣が19日(月)、台北松山空港を出発。ところが搭乗した飛行機で選手に割り当てられた席がエコノミークラスだったことについて批判が勃発、これに対し教育部は21日(水)会見を開き、謝罪と説明を行った。
今回の問題は、バドミントン選手・戴資穎が機内の様子を「エバーのビジネス席が懐かしい」のコメントと共に自身のIGに投稿したことから発覚。戴選手はエバー航空がスポンサーに付いているが、今回手配されたチャイナエアのチャーター機のエコノミー席が写っていたほか、コーチ陣らがビジネス席だったことも判明し物議を醸した。
教育部は当初の予定ではビジネスクラスに搭乗させるよう指示していたものの、防疫対策によりチャーター機に変更、席の確保が困難だったと説明。しかしコーチ陣や体育署関係者がビジネスに搭乗していたほか、蔡総統が国際試合に参加する選手にビジネスクラスを手配するよう指示したものの、体育署及び中華オリンピック委員会がこれを黙殺したとみられる。
(7月21日)