中央流行感染症指揮センターは4月26日(月)、ワクチン接種者の隔離検疫期間短縮計画を検討していることを明かした。早ければ5月中旬にも開始する。
同センターの陳指揮官によると、隔離短縮の申請に際し「2回の接種を完了していること」「入国前のPCR検査陰性証明書持参」「入国後の抗体検査で陽性判定」「入国から7日後のPCR検査陰性」の4つの条件を満たす必要がある。しかし諸外国との間でワクチンの効果や伝染力の抑制について共通認識がないため、まずは小規模で開始し正式な施策に関しては改めて検討を続けるとした。現段階の計画では、1日当たり100人までとし、抗体検査に使用する試薬などについては未定。
一方、ワクチンの自費接種について、陳指揮官は27日(火)、すでに7165件の接種を終え、さらに同日から5月1日(土)までに7909人が予約済みであることを報告。用意していた1万本に加えさらに1万本を追加することを明らかにした。なお公費接種対象も航空会社乗組員の家族まで拡大する。
(4月28日)