台南市の長栄大学に就学するマレーシア籍の女子生徒が殺害された件で、被害者の両親が11月1日(日)に訪台。葬儀、火葬を終え4日(水)朝、帰国した。
被害者は24歳で、10月28日(水)夜、ルームメイトに帰宅する旨を連絡したものの、翌朝になっても戻らなかったためルームメイトが学校を通じて通報、監視カメラの映像から下校し帰宅する途中の路上で車に乗った男に連れ去られたのがわかった。警察は28歳の男を犯人と断定し拘束。同時に警察は失踪現場付近から捜索を進め、高雄市阿蓮区の郊外で被害者の遺体を発見した。
被害者は下着のみを身に着けた状態で、首にはロープが巻かれており、暴行を受けた後絞殺されたものとみられる。
被害者が連れ去られた道路は街灯が2基を除き壊れており、台南市長は治安への影響を指摘。修理など設備維持が行き届かなかった点について責任を認め謝罪した。
(11月4日)