虐待死の5歳男児 全身に裂傷、爪の欠損も

昨年10月に新北市に住む5歳の男児が祖母から虐待を受け死亡した件で、新北地方法院は9月9日(水)、祖母を児童虐待及び虐待致死罪で無期懲役とする判決を下した。

調べによると男児の母親は夫と離婚後経済的に困窮し、3人の子どもを養えず男児とその姉の2人を祖母宅前に置き去りにした。しかし祖母も経済的に負担になったうえ父親と連絡が取れず、不満を募らせていったという。

昨年10月、男児は浴室に倒れているところを発見され救急搬送されたが、救命措置の甲斐なく死亡。痩せ細っていたことから重大な栄養失調状態であること、また全身と顔にに裂傷があり歯列は変形。さらに首には絞められた跡があり、手の指は爪が欠損していた。

(9月9日)

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