〝影帝〟呉朋奉氏が逝去 関係者らメッセージで哀悼

台湾の俳優・呉朋奉氏が5月24日(日)午後、自宅で死亡しているのが見つかった。55歳だった。

呉氏は舞台出身で30年のキャリアを持ち、金馬奨、台北映画祭、金鐘奨と三大タイトルを獲得、〝影帝〟と呼ばれるベテラン俳優。遺族によると、同じアパートに住む姪が同日呉氏宅を訪れたところ、すでに心肺停止状態の呉氏がベランダで倒れているのを発見。死後数時間が経過しており、検死の結果脳梗塞と判明した。

呉氏が金馬奨を受賞した映画「父の初七日」と同じく出演作「阿莉芙」で監督を務めた王育麟氏、同作を含め三度に渡り共演した陳竹昇氏、氏がMVに出演した楽曲「浪子回頭」のバンド「茄子蛋」のメンバーなどかつての仕事仲間たちは訃報を知りSNS上に相次ぎメッセージを投稿、その死を悼んだ。

(5月27日)

 

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