列車事故で親類8人失う 遺族のレストランで出火

昨年10月の特急列車「普悠瑪號」による脱線事故で8人の親類を失った遺族が経営するレストランで、8月26日(月)夜、火災が発生。けが人などは出なかった。
レストランは台東縣成功鎮和平路の海鮮料理を提供する「雲海餐廰」。かつての経営者一族17人が昨年10月、娘の結婚式に参列した帰り「普悠瑪號」の事故に遭遇し、うち8人が帰らぬ人となった。同レストランは事故のためしばらく休業としていたが、今年の春節頃から遺族の男女が経営を引き継ぎ営業を再開。
火は1階倉庫から出たもので、変電設備がショートしたことが原因とみられ、約100㍍を焼き1時間後に消し止められた。
(8月26日)
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