雲林縣虎尾鎮にある産後ケアセンター「月子中心」で最近、新生児がRSウイルスに集団感染、少なくとも6人が医療機関へ搬送されたことがわかった。
RSウイルスは呼吸器に感染し、気管支炎や肺炎などを引き起こす原因になるもの。感染頻度は低いが、生後6カ月以内が最も重篤化しやすく、乳幼児突然死症候群に繋がる無呼吸が起きやすいと言われる。
同センターでは3月15日(金)、新生児に風邪とよく似た症状が表れ、近隣のクリニックで呼吸器感染症と診断。しかし17日(日)になりさらに症状が悪化、呼吸が不安定になり母乳を吐き出すなどしたため総合病院で受診した。衛生福利部疾病管制署は通報を受け、衛生局とともに同センターへ状況の確認と改善を促している。
また桃園市蘆竹区の月子中心では、生後2週間の新生児の臀部に二度の火傷が発覚。母親が病院の受診後介護士の虐待を疑い市衛生局へ通報。なお同センターでは「おむつかぶれ」と説明している。
(3月24日)