新北市石碇区にて12月16日(日)早朝5時頃、20歳の学生が運転する車が路肩に停めてあったフェラーリ4台に接触し修理費1200万元を請求された件で、各方面から学生への寄付が相次いでいる。
学生は幼い頃に父親を亡くし、母親と2人暮らし。大学を休学しアルバイトで家計を助けており、同日はアルバイトから帰った後家業の手伝いで荷物を配送中、事故を起こした。
警察の調べでは学生は酒酔いではなく、疲れが溜まっていたものとみられ、1台目に衝突し玉突き状態となった。また学生の車は保険をかけておらず、修理は自費となる。
ところがこの報道を見た市民の男性が学生を不憫に思い援助を申し出、親しい同業者も20万元を寄付。そのほか一般市民からも「新北市社會救濟會報専戸」を通じ次々と支援金が寄せられている。
(12月19日)