立法院では先日、大気汚染防止に関する法案の修正案が議会を通過。これにより、10年以上経過した車両の排出ガス量を厳格に規制し、未検査及び検査未通過の車両所有者は免許取り消しの可能性があり、大気保全指定エリアを走行した場合、最大6万元の罰金が科される。
この決定に対し2ストローク二輪を所有するライダーや愛好家らは「古い車両に罪はない」などとして環境保護署への抗議行動を展開。2ストロークエンジンを搭載した二輪車は構造状、ガソリンとともにエンジンオイルを燃焼させて走行し、アイドリング時の炭素ガス混合物の排出量が一般車両に比べ非常に多く、環境への負の影響が指摘されてきた。しかしながら根強いファンの存在もあり、今回の規制法案をめぐり講義を続けている。これを受け同署は、公共の利益保護のためであるとして理解を求めている。
修正後の大気汚染防止法第40条では、大気保全エリアを設置し、規定に違反して侵入した車両について500~6万元の罰金が科される。
(6月27日)