介護ミスで性器切断 施設入居男性が勝訴

高雄市の介護施設で、入居する男性が炎症により性器の切断を余儀なくされ、施設を訴えていた件で、高等法院はこの度ケアハウスに対し、男性へ80万元の賠償を命じた。

男性はタクシー運転手として働いていた2017年、小脳にダメージを負い水頭症を発症。減圧ドレーンの設備や慢性的な糖尿病の既往歴もあり、施設への入居を決めた。

しかし病気が精神面にも影響し、睡眠や騒音、排せつの問題から施設側が男性をベッドに縛り付け、尿管カテーテルを装着。約1カ月後に男性の性器が細菌感染から炎症を起こし壊死、切断手術を受けた。男性は職員が人手不足から資格のない移民労働者を雇用し男性のケアに当て、カテーテルの取り扱いに不備があったことが原因として施設を訴えた。

(12月21日)

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