台北市中正区にある朝食店が、1月1日(月)より11年間据え置きだった商品価格を引き上げ、常連客らに不満が広がっている。
同店は老舗の有名店で、100元で饅頭やビーフン、野菜炒め、お粥など朝食メニューを食べ放題としている。しかしながらこの度30元の値上げとメニューの縮小が発覚し、近隣に住む常連客らは不満を訴えた。これに対し店側は「近年人件費がかさむようになり、毎月20万元の損失を抱えている」と主張。値上げによりやっと損益分岐点に達するとして、消費者に理解を求めた。
台湾ではコスト上昇に苦しむ老舗店が、閉店または値上げするケースが増えている。
(1月1日)