台北市政府環境保護局は11月13日(月)、「市空気品質悪化防止措置」を公布。これによると空気室指数AQIが400を超える場合、市政府は休校及び戸外労働の休止措置を採ることとなる。
戸外労働とは、道路工事や電線の修理など、屋外業務従事者を指す。室内労働者は除外とされるが、営業や配送、新聞記者などの業務従事者が対象に含まれるかなどについて、同局は内部調整にて対応するよう指示している。
同局ではAQIの数値を基に、「早期警戒」と「厳重悪化」の2種、5等級に分類。各等級に応じ異なる警戒態勢及び対処措置を採る。AQI400以上の〝一級汚染〟時には戸外活動の禁止及び焼却場の運用を40%まで低下させる。
なおドイツの環境NGO「ジャーマン・ウォッチ」の温暖化に関する報告によると、台湾は世界で7番目に深刻な状況であることがわかった。
(11月15日)