ハーバードの留学認証取り消し 台湾人学生52名に影響か

米国トランプ政権は先日、ハーバード大学に対し、留学生の受け入れに必要な「学生・交流訪問者プログラム(SEVP)」の認定を取り消すことを発表。これにより、同大学に在籍する外国人留学生の滞在資格が脅かされる事態となった。@聯合新聞網

台湾の教育部によると、今回の措置による影響を受ける台湾人留学生は52名にのぼる見込み。教育部は学生らの学業継続を支援するため、国内大学と連携し科目聴講(随班附読)や単位証明の提供などの措置を講じる方針を示した。国立台湾大学も、ハーバード大学との協力関係を活かし、影響を受けた学生の受け入れに前向きな姿勢を見せている。
問題となっているのは、トランプ政権時代に国土安全保障省(DHS)が提案した、F・J・Mビザ(主に大学・語学学校などの学生ビザ)の有効期限を画一的に制限する制度。米国にとって「有益な人物と不利益な人物を選別する」ための措置とされるが、基準など不透明な点が多く、特定国籍者への差別的運用も懸念される。

(5月26日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1.  桃園市中壢区で10月初、横断歩道を渡っていた66歳の男性が路線バスにはねられ死亡する事故が…
  2. 問車両が一方通行規制の道路に自転車で逆進入したら、警察に取り締まられたという話を聞きました。自転車…
  3.  台湾の離島・金門と中国の厦門などを結ぶ航路、通称「小三通」が、10月19日(日)から悪天候…
PAGE TOP