台中MRT通り魔事件の裁判 被告の男、10回以上の自殺未遂

今年5月に台中MRT車内で発生した通り魔事件の裁判が12月17日(火)、台中地方法院で開廷。被告の男(19)は出廷時、5日前に自殺を図り前日まで入院していたこと、また勾留中に10回以上自殺を図ったことを明かし「自分には希望がない」と述べた。

事件は今年5月、日中の台中MRT車内で発生。被告の男は包丁3本を振り回し、乗客らは負傷しながら力を合わせ男を制圧した。
被告は事件について、殺意はなく揉み合う中で誤って切りつけた、事件当日はトイレで薬物を大量に服用しており意識が不鮮明で自らをコントロールできない状態だったと説明。また勾留所職員が、男が5日前に命を断とうと電池16個を飲み込んだほか、これまでに10回以上自殺を図っていたことを証言した。
男は学校で長期間に渡りいじめを受けており、教師も加担していたと証言。「自分の存在を証明するために事件を起こした」と語った。

(12月17日)

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