高齢者が優先席を要求 12時間勤務の女性に

台北MRT淡水信義線の車内で6月11日(火)夜、優先席を巡り乗客らが揉める騒ぎがあった。

目撃者のSNS投稿によると、優先席に座っていた女性に対し北投駅で乗車した80歳と称する高齢者が席を譲るよう要求したが、女性は「12時間勤務で疲れている。座って休みたい」と拒否。しかしほかの男性乗客も一緒になって女性を責め、女性は男性乗客につかみかかったという。

2人は次の駅で下車、女性は男性に謝罪したが、ホームの柱に頭を打ちつけ出血。救急通報され、警察が介入して和解した。

警察によると今年22件の座席を巡る騒ぎが起きており、優先席は高齢者だけのものではなく「必要な人が座るもの」と改めて促した。

(6月12日)

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