台中市内の中学校2校で、3~4月にかけ集団食中毒が発生していたことがわかった。台中市教育局によると、西区の台中女子中学で3月27日、48名の学生と教師が昼食後に腹痛を訴え、10人が病院に搬送された。また4月11日には大雅区の中興中学で学生・教師合わせ7名が腹痛と下痢を発症。両校では学校給食業者に供給を停止させ、衛生局が検体を採取し原因を調べている。
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またボンクレキン酸が検出されたベジタリアン店「寶林茶室」の件では、一般病棟に入院していた3人が退院、4人はいまだ集中治療室にいる。うち1人は肝臓移植手術を終え、容体は安定しているという。
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なお疾病管理署によると4月8日〜の1週間で、下痢による救急外来受診者数はのべ14万人と、昨年とほぼ同数。一方1カ月での集団食中毒による通報件数は昨年同期比54倍、飲食・宿泊業の病原体検出陽性は56件となった。
(4月17日)