昭和レトロな喫茶店
日本に帰るたび、今風に言うところの「純喫茶」な喫茶店を必ず訪れます。ただそこにあって、押しつけがましいこだわりがなく、客にうまいコーヒーを出し、思い思いに過ごせる。台湾でもそんな「純喫茶」が近年ちょっとしたブームになっていて、友人の口コミでやってきたのが今回の店。この辺は手芸・服飾関連の問屋さんが多いけど、その隙間に若者向けのバーやカフェが増えてきたね。
店に入ると、おお、昭和! これは薬局のサトちゃんグッズ! 〝昭和レトロ〟な雑貨がいっぱい。購入もできるみたい。オーナーらしき男性、「刺青大叔」とはまたいかつい名前だけど、どう見ても三十代だし、ほっそりした文系青年風。脱いだら刺青だらけなのかな。
▲付け合わせのトマトのピクルスが爽やかな箸休めに
黒いカレーに癒されず
なんでもここの名物は「黒いカレー」との噂。3種類のうち唯一辛そうな唐辛子チーズチキンカレー「唐辛奇斯辣雞黑癒咖哩」(390元)。いい値段するわ。
「最低消費1人につきドリンク1杯、フードやスイーツは含まず」なので、アイスミルクティ「大叔の味―冰鮮奶茶」(150元)を。いつも思うけど、これって、フードよりドリンクの方が原価率が高いからなのかな。腑に落ちないわ。
料理を待つ間、店内を眺めてみると…。オーナーは写真家だそうで、写真やグラフィック作品の額がかけられてる。あとは昔のレコード、日本のもあるね。
カレーが来た~わー本当に黒いなあ、竹炭入りだって。早速いただくと…これはタマネギの甘さか、けっこう甘い。私にとってはほぼ辛くない。トッピングのこれは焼鳥? 照り焼き風味で、チーズはまたしょっぱ甘くて、これ味がケンカしてない(笑)? こだわってそうだけど、カレースパイスの香りはあまり感じられず。そうねえ…いわゆる意識高い系カレーって感じかな。これはちょっと癒されないな。よっしゃ、お家帰ってハウスカレー作ろ。
info
住所 台北市大同区南京西路167巷13號TEL なし営業時間 12時~19時(火曜休み)席数 約20席予算 130元~エリア 大稻埕
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