浅瀬で保護されたオサガメ 海洋ごみの釣り糸で死亡か

今年7月、屏東縣恒春鎮の萬里桐で浅瀬に乗り上げ保護されたオサガメが死亡していたことがわかった。
 (圖/海保署)

海洋保育署によるとカメは体長115.5cmで体重130㎏。死後、カメを解剖したところ食道や胃の内容物に食物はなく、消化器官が異常に湾曲しており、X線で胃から大腸を突き破る釣り糸が見つかった。釣り糸が腸の蠕動運動により粘膜に入り込み、出血や腫れが起きたことで消化吸収機能を失い、長期的に食事ができなかったという。体内の多くの部位で脂肪の血漿萎縮が起こり、消化管の病変、急性敗血症を引き起こす壊死性腸炎を発症していたことがわかった。

(9月13日)
 (圖/海保署)
 (圖/海保署)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1.  一昨年、台南市で結婚式を挙げた女性が、職場の上司によって式を妨害されたとしてSNS上で告発した…
  2.  台南市中西区で12月14日(日)11時頃、路上に多額の紙幣を置き、拾得しようとする人を撮影し通…
  3. 問先日、横断歩道の信号を渡ろうとしたら、青信号の人型マークが急に走り始めてびっくりしました。台湾で…
PAGE TOP