南部の屏東縣で7月28日(金)、台風5号の影響による暴風雨に乗じて鹿境台湾梅花鹿生態保護区の梅花鹿の窃盗事件が発生。1頭を持ち出し、2頭が投棄されているのが見つかった。
(圖/自由時報)
窃盗犯は男2名で、深夜に鹿のいる柵の鍵を壊し侵入。持参した縄で雄1頭、雌2頭の足を縛ると車に運び込んだが、雄は身体が大きかったためか運搬の途中で投棄された。
警察では、犯人らが特定の客からの依頼で窃盗に及んだとみて捜査を進め、まもなく犯人を逮捕。救助された小鹿のうち1頭は骨折などけがを負っているものの回復中、もう1頭は体温を失い治療の甲斐なく死亡した。
(7月30日)