最も賑やかな金城エリアのさらに中心部、土産物店が立ち並ぶ赤レンガ建築の通り。シンガポールやマレーシアに移民した華僑の建築様式「五脚基」をベースに洋風と中華風の折衷建築が芸術的な美しさを持つとして「模範街」と呼ばれている。B級グルメの有名店も多いので、食べ歩きがオススメ。
元朝に中国のアモイから「薛」という姓を持つ一族が移り住んだ集落。中央の池と薛氏の廟を取り囲むように家屋が放射状に配され、風水で吉相とされる町並みを作っている。建物は素焼きレンガと、交趾焼きのカラフルタイルで彩られ、思わず写真に収めたくなる。近頃は「薛永南兄弟洋館」や「大夫第」など十数軒が民宿として営業、観光客に大人気だ。
珠山大夫第(ジューシャンダーフーディー) 住:金門縣金城鎮珠山41號 電:0963-166-171 URL:bit.ly/2WSGKGd
こちらも「黄」一族を主とし形成された集落。東南アジアで財を成した黄氏が建てた高層建築「得月楼」や、風から金門を守る土地神「風獅爺(フォンシーイエ)」の博物館などがある。またこのエリア唯一のレストラン「金水食堂」では地域の名産と伝統的な料理が食べられる。
金水食堂 住:金門縣金城鎮前水頭48號 電:082-373-919 営:11時〜14時、17時半〜20時(火曜休み)
1958年からおよそ20年間に渡り、中国からの砲撃が続く中5年を費やして作られた坑道。外には自動小銃や戦車などが展示されるほか、内部は音の反響を利用して毎年秋にオペラコンサートも開かれている。中はとにかく涼しいので、日中の熱い時間帯に避暑ついでに訪れよう。
翟山坑道 住:金門縣金城鎮90號 営:8時半〜17時
1日に約1時間程度、干潮になると現れる石畳の道を歩いて渡れる水頭埠頭近くの小島。道の両脇には小さなシオマネキやカブトガニなどが見られ、潮の干満の差を示す「牡蠣人」と呼ばれるオブジェも。北端には鄭成功の像が故郷の福建省を臨んで立っている。 ※干潮の時間はwebサイト(bit.ly/2Y39Cg7)から確認。
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