【ジャピュラン☆ガイド】第60回 川渝小吃坊(チュワンユーシャオチーファン)

 
 
 
 

運動の後は好物を食べる

 デスクワークの仕事に就いている人にとって何が大事かって、身体を動かすことですよね。身体というのは動かさないとどんどん可動域が狭まっていって、ガチガチになっちゃう。それをもう嫌ってほど痛感する年齢なので、休日にはなるべく運動をするように心がけております。

 というわけで今日もジム日和。自己流トレーニングだけど毎回1時間くらい、長くても2時間以下のゆるいエクササイズを終えたら、もうお腹ペコペコ。ここでガツンとしたものを食べると一気に太るよ! とはよく言われるけど、太ったらまた身体を動かせばいいのさ。あたしゃお気に入りの重慶酸辣粉を食べるんだ!

 

▲最後の一滴まで飲み干したくなるスープに、歯応え〝QQ〟なビーフン◎

ひと口目から「ウマー!

 お店は中山駅すぐそばの路地裏にあり、これがまたいつも行列必至の大人気店。ところが今は16時、お昼時でも晩ごはん時でもないので、スル~っと入れちゃいます。

 カウンターでオーダー票をもらい、空いてる席に着きます。私はもち看板メニューの「重慶酸辣粉」(110元)。辛さは「微」か「小」にして、連れは「重慶酸辣『麺』」(95元)だって。ちなみに「粉(ビーフン)」は自家製だけど麺は違うんだよ。オーダー票をキッチンに渡しがてら、冷蔵庫からおかず「小菜」(45元)を。今日はジャガイモのピリ辛炒め「酸辣土豆絲」と豚レバー「豬肝」、キュウリのピリ辛漬け「涼拌小黃瓜」にしよう。

 「重慶酸辣粉」はその名も四川省重慶市の名物。サツマイモの粉から作ったビーフンは太くてしっかりした歯ごたえがあって、これが酸っぱ辛いスープとよく合うの。刻んだ酸っぱいインゲンの漬物「酸豆角」が入ってるんだけど、これだけでもご飯が止まらなくなるのよ。

 連れは初めて食べるんだけど、ひと口目からもう「ウマ~!!」って叫びが飛び出したよ(笑)。そうだろう、私が推すものに間違いはないのだ。スープは同じなのに「ひと口ちょうだい」と食べ比べてみたら、やっぱり「粉」のほうが「麺」よりおいしい。麺は小麦粉の味がスープに溶け出して、まろやかになっちゃうのね。

 ここは単品料理も色々あるから、今度は大人数で来てたくさん注文したいな~。

 
 
 

info

住所 台北市大同区南京西路18巷6弄8之1號
電話 02-2559-9101
営業時間 11時半~21時半
席数 約50席
予算 100元~/人

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