民進党の新党首、頼氏が当選 国民の信頼と全党の団結を掲げる

1月15日(日)に行われた民進党の党首選で、頼清徳・現副総統が新党首に選出された。2024年1月の総統選で同党から出馬する最有力候補となる見込み。

新党首選では頼氏のほかに候補者がおらず、頼氏は4万1840票を獲得、得票率は99.65%となった。民進党は昨年11月の地方統一戦で野党の国民党に大敗し、蔡英文総統が党首を引責辞任。また選挙の大敗により同党の支持率も低下しており、頼氏は選出を受けて「民衆の信頼を取り戻し、目標は全党の一致団結と断固として台湾を守り、民主と平和、繁栄を促進する」とコメントを発表。蔡総統の残り任期である2024年5月まで党首を務める。

頼氏は元内科医で、台南市長や行政院長を歴任。20年の総統選で出馬を表明したが、予備選挙で蔡英文氏に敗れた。

なお民意調査基金会の報告では、民進党内で総統候補になってほしい人物として頼氏が57.7%で首位。

(1月16日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

民進党の新党首、頼氏が当選 国民の信頼と全党の団結を掲げる

1月15日(日)に行われた民進党の党首選で、頼清徳・現副総統が新党首に選出された。2024年1月の総統選で同党から出馬する最有力候補となる見込み。

新党首選では頼氏のほかに候補者がおらず、頼氏は4万1840票を獲得、得票率は99.65%となった。民進党は昨年11月の地方統一戦で野党の国民党に大敗し、蔡英文総統が党首を引責辞任。また選挙の大敗により同党の支持率も低下しており、頼氏は選出を受けて「民衆の信頼を取り戻し、目標は全党の一致団結と断固として台湾を守り、民主と平和、繁栄を促進する」とコメントを発表。蔡総統の残り任期である2024年5月まで党首を務める。

頼氏は元内科医で、台南市長や行政院長を歴任。20年の総統選で出馬を表明したが、予備選挙で蔡英文氏に敗れた。

なお民意調査基金会の報告では、民進党内で総統候補になってほしい人物として頼氏が57.7%で首位。

(1月16日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 中秋節を前に台湾各地で「蛋黃酥」の争奪戦が激化する中、台中市に住む一家が総出で有名老舗菓子店に注文電…
  2. 台北MRT車内で9月末に発生した優先席を巡るトラブルで、発端となった高齢女性を蹴った男性が関係機関の…
  3. 屏東縣の食肉処理場で加工等を請け負う食品会社が、工業用の過酸化水素水を使用して豚の大腸を漂白し、全国…
PAGE TOP