中国からの入境者の陽性率18% 帰台男性、肺炎が重症化

中央流行感染症指揮センターによると、1月10日(火)の入境者のうち新型コロナウイルスに感染していた人が560人で過去最高を記録、うち中国からの入境者が半数以上を占めたことを発表した。

同センタースポークスマンの荘人祥氏によると、同日中国から入境した人の陽性率は18.6%で、中国からのフライトが増加する11日(水)以降は陽性率もさらに上昇すると予想される。なお9日(月)~15日(日)の入境者数は1万3000人、16日(月)~22日(日)は1万1000人となる見込み。

また台北市立聯合医院の医師が10日(火)、中国から帰台した60歳代の男性感染者について、重症の肺炎を示すX線写真を公開。男性は新型変異株ではなく既存のBA.5に感染、帰台3日後に症状があり抗原検査で陽性を示したが通報せず、4~5日経過しても快復しないため受診。肺炎が悪化していることが確認された。

(1月11日)

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