両親の破局により、父親に伴われイタリアへ移住する予定の少女が、総統に宛て「台湾に残りたい」と訴える手紙が公開され物議を醸している。
少女は8歳でイタリア人男性と、航空会社の客室乗務員をしていた台湾人の母親との間に生まれた。両親は未婚のまま子どもを持ったが、後に男性のDVが発覚。破局にあたり少女の親権を巡る訴訟が行われたが、母親が敗訴していた。
手紙によると少女は3月14日(月)父親に連れ去られたが「台湾には大好きな家族や友達、ピアノの先生がいる」「イタリアに行きたくない」、「小英総統」と司法官に「願いを聞いてほしい」と綴っていた。
(3月11日)