中央流行感染症指揮センターは3月16日(水)の定例会見で、同日の域内感染者数が0人だったことを報告。過去1週間のうち0人だったのが2日、残る5日も1~7人とごく少数だった。
これを受け同センターの陳時中・指揮官は、今後10日間の推移を見て検疫規定の緩和を検討することを発表。今後半年間で感染者数の多い国・地域が次々と国境を開放することが予想されるとした。
また陳指揮官は先日行われた台北市旅館商業事業組合の会合で、入境後の隔離検疫期間について、現状の10日間から3月にビジネス客の受け入れを再開、5月に海外からの観光客を受け入れ、7月に台湾から海外へ向かう観光を再開させる計画に言及。ただし7日間に短縮した場合3.5%の感染例が見落とされる可能性があり、5日間では20%となるとした。また宿泊施設のスタッフや宿泊客が感染した場合の対応についても協議を重ねる方針を示した。
(3月16日)