期間限定のうま辛拉麺
明曜百貨の裏手、カフェやアパレルショップなど様々な店が立ち並ぶ小路に立つラーメン店「麺処 田冶」。日本人オーナーの野条さんによるラーメン店で、コロナ禍にオープンして1年半、今では女性や家族連れなど多くのリピーターが足しげく通う店となった。
看板メニューは「烏骨鶏醤油/柚子塩拉麺」(各230元)。4種の醤油を贅沢にブレンドした醤油ラーメンは不動の人気だが、今回は先月から期間限定で登場した「うま辛鶏白湯拉麵」(260元)をオーダー。8時間煮出した鶏白湯に、自家製唐辛子とラー油を加えパンチを効かせてある。辛さが苦手な野条さんは「辛くしすぎてなかなか食べられない」と苦笑い。それでも辛党のために苦戦しつつ創り出した自信作だ。なお辛さはさらに増量可能。
今回は、現在IGをフォローのうえラーメンを1杯注文すると、麺大盛り、ライス、デザート、60元のソフトドリンクから1品をサービスのところ、読者限定で2品にグレードアップ。デザートは日により変わるので、来店時のお楽しみに。
平和を願う特別セットも
サイドメニューは、柚子の皮を練り込んだ「鶏肉柚子揚げ餃子」(120元)や「唐揚げ」(100元/3個~)、「広島県産カキフライ」(160元/4個)など。この3品からなる「揚げ物盛り合わせ」(250元)はシェアして食べたい。
また近頃、ウクライナ侵攻を機に「世界平和セット」も登場。ラーメンに+129元で唐揚げ3個とアイスがつき、うち30元をウクライナ支援団体に寄付する。
「2店目も構想中」と話す野条さん。試行錯誤を繰り返し、常に最高の味を求め続ける熱心な姿勢が、ラーメンであれサイドであれ、その味に現れている。至高の1杯を食べに行こう。
Info
住所 忠孝東路四段216巷40弄9號
TEL 02-2779-0660
営業時間 11時半~14時、17時~21時
席数 26席
予算 300元~