エイズ患者リスト流出 研究員の過失か

 

台北市立聯合医院昆明予防治療センターにて、エイズ患者3000人余りの個人資料が流出していたことがわかった。

 
 資料は一昨年12月、ある医療従事者がネット上で注射針の使い回しによる感染回避に関する論文を閲覧していた際、台湾の感染者リストが添付されているのを発見。リストには、氏名に身分証番号、生年月日などが記載されていた。
 
 台湾では1990年からエイズ患者及びHIV感染者の個人情報公開を禁止している。
 
 衛生福利部は直ちに資料を削除し調査を開始、リスト制作に携わった研究員の過失が疑われている。
 
 これを受け、同センター主任は患者らへ謝罪した。
 
(6月20日)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 新北市永和区で4月15日(月)、私立専門学校に通う外国籍の男子学生が川で溺死する事故が発生した。…
  2. 2026年に行われる台湾の統一地方選を前に、主要6都市の市長に対する好感度調査データが発表され、高雄…
  3. 中央気象署地震センターの統計によると、4月3日の花蓮沖を震源とする大地震以降、約半月の間に全土で発生…
PAGE TOP