台中市の百貨店「新光三越」で2月13日に発生したガス爆発事故に関し、ガス供給の管理不備で供給元のガス会社の責任が問われる可能性が浮上した。
@自由時報
事故では5人が死亡、38人が負傷。同百貨では店内改修工事に伴いガスの供給を止める指示書が出されていたと言われている。市消防局は調査の結果、工具のグラインダーから発した火花がガスに引火し爆発したと断定したものの、ガスの供給経路や漏出の原因については明確な説明がなかった。
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その後、警察と検察の調査により事故現場のガス開閉バルブが閉じられておらず、さらにガス漏れを検知するためのセンサーも取り外されていたことが判明。ガス供給会社は事故前にガス管を封鎖済みであったと主張し、事故当日もガス漏れはなかったと主張していた。
なお、事故当日現場に居合わせた作業員が「ガス圧力計の針が異常な動きをしていた」と証言している。
(4月9日)