台湾の宿泊施設が今年から使い捨てアメニティ類の提供中止を開始した件で、一部の宿泊施設でアメニティ提供に追加料金を求めるケースが発生。中には1セット100元を請求する例もあり、宿泊客から不満の声が上がっている。
聯合新聞網
ネットインフルエンサーの「Cheap」は嘉義市内のホテルに宿泊した際、アメニティが有料(100元)だったと投稿。「以前無償だったものと同じだが、必要なのは歯ブラシと歯磨き粉だけなのに、コットンパフやコーム入りセットを購入しなければならなかった」とし、エコではなく単なるコスト削減ではないかと疑問を呈している。
これについて環境部の彭啓明部長は「アメニティ提供の有償・無償については宿泊施設の判断に任せており、価格設定に干渉しない」と説明。また日本のようにアメニティをロビーに設置して自由に持ち帰れる仕組みを提案したが「台湾ではすべて持ち去られる」と却下されたことを明かした。
なお一部では「宿泊費を下げるべき」とする声もある。
(1月15日)