日中夫妻監督作が作品賞に 金馬映画賞、中国作品も受賞

〝台湾版アカデミー賞〟と称される映画の祭典「第60回台北金馬奨」の授賞式が11月25日(土)に開催され、大塚龍治と黄驥夫妻が共同で製作した「石門」が最優秀作品賞を受賞した。

@聯合新聞網

同作は、大学生の女性の望まぬ妊娠を主軸に、コロナ禍の中国社会における女性の苦境を得描いたリプロダクティブ・ヘルス・ライツ(SRHR)を問う作品。また同作は最優秀作品賞のほか編集賞も受賞、さらに最優秀監督賞とオリジナル脚本賞にもノミネートされた。

今年は大陸の作品の参加がボイコットされて5年目だが、一部の作品が参加。子ども服工場で働く若い労働者を描いた「青春(春)」が最優秀ドキュメンタリー賞、上海におけるコロナ禍の市街地封鎖を記録した「備忘録」が最優秀短編ドキュメンタリー賞を受賞している。
また最優秀助演女優賞に輝いた林品彤は弱冠12歳で、最年少受賞記録を塗り替えた。

(11月27日)

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