2021年5月、彰化縣で新型コロナウイルスに感染した女性から接触者約30人に伝染、そのうち保険販売業の女が感染を知りながらコロナ保険の販売を続け、美容室などでクラスターが発生した件で、彰化地方法院はこの度、保険販売業の女に対し、美容室で感染した16人に計307万3775元の支払いを命じた。
女と感染者の女性は友人で、5月8日と11日に接触。12日深夜に女性の感染が発覚し、女性は接触者に対し隔離の必要を伝えていた。しかし女は接触歴を隠し外出、マスクを着けずに美容室を訪れるなどし、美容室の顧客ら16人を感染させた。
女は美容室での感染は無関係と訴えたが、地方法院は信用に値しないとして賠償を命じた。
(12月24日)