拾得した財布届け告訴 容疑証明できず不起訴

 台中市で今年8月、コンビニのレジに置き忘れた財布から現金及び金券が紛失し、落とし主の男性が財布を拾い警察に届けた女性を窃盗で訴えていた件で、検察は財布の中身が証明できないとしてこの度女性を不起訴とし、裁判所も男性の訴えを退けた。

 男性は8月、台中市内のコンビニで買い物をした際、レジカウンターに財布を置き忘れ、およそ20分後に別の女性客が財布を拾い、18時頃最寄りの派出所へ拾得物として届けた。男性が中身を確認すると現金4万7000元と10万8000元分の「振興隨取卡」がなくなっていたという。

 検察は男性の主張を証明できないとして、女性を不起訴とした。
(10月5日)
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