桃園地方検察は10月19日(水)、カンボジアにおける臓器の違法売買に関与したとして、25歳の女と27歳、31歳の男を人身売買法違反で起訴した。
調べによると3人は高収入の事務職求人があるとして台湾人男性を騙し、出国前に健康診断を受けさせ送り出したが、実際は心臓や肝臓、腎臓、角膜など提供できるすべての臓器を計100万元でカンボジアにいるバイヤーに売る計画だった。女は昨年カンボジアのバイヤーと100万元での取引を締結、2人の男を協力者として引き入れ、うち1人と旧知の仲である男性を騙す計画を立てた。
なお男性は出国後にバイヤーからほかの提供者を見つけたとの連絡があり、臓器摘出を免れ無事に帰国している。
(10月19日)