中央気象局によると、世界的な気候温暖化により各国では今夏過去最高となる気温を記録。台湾の気温上昇率は諸外国の平均よりも高く、将来的に台湾の「冬」は20~40日程度となるとの予測が発表された。
気象局によると、1911~2020年において世界の平均気温は1.07度上昇。これに対し台湾では1.6度と上昇速度は世界でトップ。夏季の長さは約120~150日間、冬季は70日間で、今後冬季はさらに20~40日間の短さになるという。
また中央研究院地球科学研究所によると、6、7月の平均気温は過去5年ほど上昇が加速。今後さらに加速していくことが見込まれ、今年の暑さも将来的には「比較的涼しい夏」と言えるだろうと話している。
(8月29日)