連休の行楽客が観光地に集中 クラスター発生恐れ警告

4月2日(木)~5日(日)の清明節休暇に際し、台湾国内の観光地11カ所に観光客が集中した件を受け、中央流行疫病情況指揮センターは7日(火)、新型コロナウイルスの感染検査数が急増していることを明らかにした。

観光客の集中がみられたのは、阿里山、花蓮東大門夜市、嘉義市の文化路、台南關子嶺、烏山頭ダム、高雄市の興達港、旗山老街、雲林縣の北港朝天宮、屏東縣南州郷、墾丁国家公園など。同センターでは4日(土)、「国家級警報」を発令、これらの地域に行かないよう通達、とりわけ屏東縣、墾丁エリアに関しては周囲の人と1.5m以上離れるよう要請した。

同センターによると6日(月)に通報を受けた感染疑い件数は1835件にのぼり、通常の2倍となった。国家衛生研究院や新北市政府職員も、期間中にこれらの観光地を訪れており、在宅勤務を命じられている。

(4月7日)

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