ATM出金で1000元不足 カメラに向け数える動作「不適切」

 

 近頃ある男性がATMを利用し現金を引き出したところ、出てきた紙幣が不足するという出来事があった。男性はすぐに監視カメラに映るよう紙幣をカウントして見せ、同時に銀行カスタマーサービスに連絡。しかし数日後、銀行から受け取った返答は「判別できない」というもので、男性は不足した金額を受け取ることができなかったという。

 

 男性は12月27日、銀行ATMで現金引き出しを行ったところ、1000元札が1枚不足。すぐにATMに設置された緊急連絡電話で銀行に問い合わせつつ、カメラに向け下ろしたばかりの紙幣を1枚ずつ、三度に渡り数えて見せた。銀行からは「連絡をお待ちください」とのことだったため、男性はそのまま帰宅。1月20日(木)になってやっと返答があったが、機器を調査したところ正常に稼働しており、男性の「紙幣の数え方が不適切」として処理されたという。銀行では紙幣の勘定にはいわゆる「札勘」方式を採用しており、男性がこれにならっていなかったため「紙幣が複数枚重なっている可能性」を排除できないとのことだった。

 

 男性は問い合わせ時に指摘されていれば、その場で数え直して見せることができたとして銀行の対応に憤慨。しかし自らの不運を嘆きつつ、他者にとって学びになればと自身の経験をシェアしている。

 

(1月20日)

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