彰化縣に住む33歳と34歳の男2人が、統一發票の当選番号発表後に該当の發票を偽造、当選金約1600万元を不正に取得していたことがわかった。
彰化縣地方検察署によると、財政部中区国税局が縣内にある某会社の当選率が以上に高いことを不審に思い、検察署に調査を指示。検察署は捜査チームを組織し10月29日(火)、捜査員100人で関連施設や2人の自宅など18地点の捜索を行った。
2人は7つのペーパーカンパニーを設立、これを通じて国税局から数百万枚の發票を購入し当選番号が発表された後に該当番号の發票を少額で偽造していたことが判明。現場からは發票を偽造するためのプリンタや空白の發票数百枚が見つかった。
犯行は2016年11月から3年に及び、偽造した發票は5万9203枚、着服した当選総額は1596万元にのぼるという。検察では組織犯罪条例や商業会計法などに加え詐欺罪で2人を、さらに当選した發票の引き換えなどに加担した7人の身柄を拘束した。
(10月30日)